宇都宮大学附属図書館
旧植民地関係資料室
   利 用 案 内  2012/03/15

宇都宮高等農林学校(農学部前身)時代に、「満洲」(中国東北)・朝鮮・台湾関係の図書・雑誌・パンフレット等が収集されました。宇都宮大学附属図書館では、戦後60年を期に、それらの埋もれていた稀覯資料を基礎に、それ以降現在までに受け入れたものをプラスして、その中でも最も多く所蔵していた「満洲」関係資料を選んで、再構築作業に着手しました。この事業は、平成17年度計画の一環として計画されたものであり、整備したこれらの資料は、新たに開設した『旧植民地関係資料室』に配架し、一般に公開しました。
 また、「旧植民地関係資料室」という名称のとおり、将来計画として、「満洲」だけではなく、台湾・朝鮮・樺太などの関係資料の整備も検討しています。

「旧植民地関係資料室」開設のお知らせ (ポスター)
「満洲」とは?
 〜「広辞苑」「世界大百科事典」より


1.所蔵資料目録
   *1989年版の冊子体目録を基礎に、2005年に再構築した資料目録です。
     資料種別をクリックすると、リストがご覧になれます。(その資料ごとに請求記号順に配列) 
   *図書データ追加記録:2005/11/01(開設当初:計152冊)
                  2006/09/20(計162冊に)、2007/11/26(計283冊に)
                  2009/02/18(計424冊に)、2009/12/01(計456冊に)
                  2011/07/01(P資料+1タイトル)、2012/03/01(計565冊に)
                  2012/03/15(P資料+4タイトル)

「満洲」関係資料目録
2012年03月15日現在
資料種別 分類法 タイトル数・冊数
図  書 現行NDC分類 565冊
視聴覚資料 現行NDC分類 15タイトル
農専図書 旧 分 類 161タイトル
パンフレット扱い:P資料 旧 分 類 578タイトル
ファイルボックス No.1〜66
雑誌扱い資料 現行NDC分類
未製本雑誌は誌名順
34タイトル

      (注1):旧分類=宇都宮高等農林学校図書分類表
      (注2):「まんしゅう」の漢字は、資料の表記にかかわらず、便宜上「満洲」に統一してあります。

2.資料室の利用案内
   
   @資料室は、書庫入口を入って左側にあります。基本的には書庫利用法に準拠します。
   A利用の際に、机上の「利用記録」に、差し支えない範囲で御記帳下さい。(利用統計のため)
   B刊行年の古い貴重な資料が多く配架されています。
     中には、壊れやすくなっているものもありますので、ていねいなお取扱をお願いします。


3.資料室開設記念の企画展示と講演会の記録(2005)

企画展示・記念講演会のポスター
      (展示資料「満洲グラフ」に掲載された満鉄超特急「あじあ号」の写真を使用)

企画展 宇都宮大学附属図書館「旧植民地関係資料室」開設記念企画展
戦後60年、資料で見る「満洲」
展示期間:2005年11月20日(日)〜12月22日(木)
*閲覧室での自由観覧方式のため何人の方に見ていただいたかは不明です。
 ただし、学外者のうちで、展示会に来た旨を申告された方は下記のとおりです。
       学祭期間中(4日間)・・・233名 / それ以降・・・35名
     展示資料一覧 
         リスト掲載資料以外にも、参考展示として
         最近の「満洲」関係資料を多数展示しました。
     展示資料関連年表
     展示資料「満洲グラフ」について
     展示会のようす(写真)
記念講演会 11月23日(祝) : 勤労感謝の日  13:00〜15:00
 於:峰地区本館3階会議室 
宇都宮大学国際学部教授  伊藤一彦
「満洲」と関連資料
聴講した人 : 51名 (うち学外者20名) 満員御礼!
会次第・講師紹介 講演レジュメ 講演会写真
展示会・講演会に参加された方へのアンケート(WORD) (アンケート質問用紙)
アンケートの結果報告 (ご協力ありがとうございました)



4.満洲国の技術資料関係の企画展示と講演会の記録(2009〜2011)

 「満洲」関係企画の第2弾として、原正敏氏から技術教育関係の資料を寄贈して頂いたことを契機に展示会と講演会を開催しました。下記はその記録です。
             
 展示会・講演会のポスター(PDF)はこちら 

企画展 宇都宮大学附属図書館特別企画展
 「満洲国」における技術員・技術工養成関係資料
 〜宇都宮大学附属図書館所蔵・原正敏旧蔵資料を中心に
 展示期間:2009年11月20日(金)〜2011年10月31(月)
     展示会にあたってのご挨拶 (展示会開催の経緯について)
     「掛地図」の展示について
     展示会のようす(写真)
原正敏資料についての解説は、下記(「宇都宮大学学術情報リポジトリ」より)を参照して下さい。
    宇都宮大学所蔵「満洲国」技術員・技術工養成関係資料目録〜解説と凡例
        植民地教育史研究年報 第11号(2009年6月)
               宇都宮大学教育学部准教授 丸山剛史
講演会 11月22日(日):開学記念日  14:00〜16:30
 於:峰地区本館3階会議室 
名古屋大学名誉教授  佐々木 享
「満洲国」の技術員・技術工養成の諸施策に関する研究について
〜戦時下の技術員・技能工養成の諸局面に関する原正敏の研究を語る
聴講した人 : 17名 (うち学外者 9名)
会次第・講師紹介 講演会レジュメ 講演会写真
訃 報 原正敏先生は、2010年8月30日に逝去されました。87歳でした。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


5.常設ミニ展示 (2011/11/01〜 )
   @掛け地図
       ・満州・朝鮮・北支鐡道図(縮尺100万分の1)
             昭和13(1938) 満鉄編/軍人会館出版部発行
       ・標準日本史掛図:第12:日本の中国進出・太平洋戦争
             昭和41(1966) 児玉幸太編/吉川弘文館発行
       ・東亜大陸諸国疆域図(縮尺400万分の1)
             昭和12(1937) 東方文化学院京都研究所編/冨山房発行
    A展示ケース
       ・大連市街全景
            大正10(1921) 篠崎嘉郎著「大連」文化図書刊行会発行の付図
       ・大連写真
            「大連都市物語」(西沢泰彦著/河出書房新社1999)より
            「井上ひさしの大連」(井上ひさし著/小学館2002)より
       ・満州・支那汽車時間表  昭和15年8月(1940)
            「満州朝鮮復刻時刻表 : 附台湾・樺太復刻時刻表」
              ( 日本鉄道旅行地図帳編集部編/新潮社2009)より
       ・満洲グラフ 「特急あじあ号」写真掲載ページ
            8号:昭和9(1934)、33号:昭和12(1937)
    B机上展示
       ・図書「昭和十年の鉄道旅行 : 満鉄「あじあ」へ、仮想超特急の旅路」
            ネコ・パブリッシング発行 2010 ( 鉄道タイムトラベルシリーズ ; Vol.2)
            請求記号 686.2||N62
       ・「満州・支那汽車時間表」(拡大コピー:原本は展示ケースに展示) 昭和15年8月(1940)
       ・「パシナ型蒸気機関車」 平成17(2005)
           週刊鉄道データファイル (デアゴスティーニ・ジャパン発行2005)より
       ・「南満洲鉄道と大連」(カラーコピー:原本は廃棄)
           雑誌「旅」(2001年11月号)の特集より


 宇都宮大学附属図書館が200511月に作成した、旧植民地関係資料室所蔵「満洲」関係資料目録、実施した展示会における、展示資料の名称やその解説、展示リスト等の表記に関して、「まんしゅう」の文字は、原資料の表記にかかわらず、便宜上、「満洲」(さんずい付)に統一させていただきました。⇒「満洲」とは?


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